ビブラムファイブフィンガーズとは?
ビブラムファイブフィンガーズは、足の指が1本1本独立している裸足感覚のシューズ。
イタリアのビブラム社製のソールを用いていることから、ビブラムファイブフィンガーズと命名されている。

悩んでしまうほど豊富なモデル数。
ビブラムファイブフィンガーズはかなり沢山のモデルがあって、2020年2月現在、公式販売サイトを見る限りでもメンズで18モデルある。
それぞれのモデルは、ランニングやトレッキング、日常使いなど目的に見合った仕様になっているが、中には様々な用途に使えると謳うモデルもあって、購入者は頭を悩ますところだ。
実店舗で履き比べるのがベスト。
どのモデルを購入するか選ぶのに一番確実な方法は、実店舗で色々と履き比べて決めることだと思うが、残念ながらビブラムファイブフィンガーズの取扱店は限られている上、豊富にラインナップを揃えてる店舗は都市部を除くと殆ど無い。
もしどうしても試し履きしたい場合は、期間限定のPOPアップショップが全国キャラバンしているので、タイミングがあえば足を運ぶと良いだろう。スケジュールは公式サイトで確認することが出来る。
選ぶ基準はソールの厚み。どんなシーンで使うかを考えよう。
ビブラムファイブフィンガーズのモデルの違いは、ソールの違いによるところが大きい。
ソールの薄いモデルはアスファルトの凹凸を感じるほどに薄く、そのため砂利道などの荒れた路面ではとても痛くて歩けない。
一方、トレイルランニング用のモデルなどはソールにある程度の厚みを持たせているためアウトドアにも向いている。
つまり、どのような用途で利用するか。ビブラムファイブフィンガーズを選ぶ際には、まずは予め用途をしっかり考えておくべきだ。
おすすめは『KSO EVO』。
ちなみにもし、ビブラムファイブフィンガーズ自体になんとなく興味を持っている方には、僕は『KSO EVO』をおすすめする。
理由は単純で、1番ビブラムファイブフィンガーズらしさを感じるのがこの一足だからだ。
最も裸足感覚が味わえるモデル。
『KSO EVO』は最も裸足感覚が味わえるモデルだ。
何しろソールは3mm。全モデルの中で最も薄い。
子供の頃に裸足で運動場を駆けた感触を思い出して欲しい。
『KSO EVO』の歩行感はまさにソレだ。
『KSO EVO』の弱点とは。
実は僕もずっと『KSO EVO』でランニングをしていた。
以前のブログに書いたが、僕にとってビブラムファイブフィンガーズは特別な存在で、この靴に出会えたからランニングを趣味に出来たと言ってもいい。
ところが合計1000キロほど走ったある日、親指の部分が裂けてしまった。
その後、大阪の店舗の店員に教えてもらった話だが『KSO EVO』は破れやすいモデルなのだそうだ。
それは裸足感覚を最優先して、軽く、薄くしているからで、そのため耐久性は犠牲になっている。車に例えるとスポーツカーのようなモデルなのだとか。
今は『V-Trail』を履いている。
ちなみに僕が今履いているモデルは『V-Trail』。
モデルを変更した理由は、『KSO EVO』の耐久性の無さが理由なのではなくて、実は長距離を連日走ると足の裏に疲労を感じることがあったためだ。
やはり3mmは薄いのではないか?足裏に負担がかかっているのではないか?と思ったのだ。
大阪の店舗で相談したところ、店員にイチオシされたのがこの『V-Trail』だった。

このモデルはソールの薄さが絶妙で、『KSO EVO』ほどでは無いが、アウトドア用のモデルやランニングモデルより裸足感が強い。
アッパー部分も『KSO EVO』よりガッシリとした作りになっているので、耐久性も高いようだ。
おかげさまで、『V-Trail』では長距離を連続して走っても足の裏に疲労を感じることはない。

ただやっぱり『KSO EVO』の裸足感覚は格別で、次はもう一度『KSO EVO』を購入しようと考えている。
ちなみに『V-Trail』は現在『V-Trail2』が発売されたからだろう。セール価格で販売されているので、『KSO EVO』よりもう少し厚みの欲しい方にはオススメだ。