α7RIIとE-M5mk2で利用中の僕のSuperTakumar50mmF1.4について。

Super Takumar 50mm F1.4には前期型(8枚玉)と後期型(7枚玉)があると言われるが、僕の持っているものは後期型。いわゆる放射能レンズだ。

いくらで購入したかはっきり覚えていないが、せいぜい高くても1万円程度だったのではないか。購入時からあちこちに傷はあるものの、ガタツキなどはなく、今も軽快に撮影できている。

このスーパータクマー50mm F1.4だが、世に登場したのは半世紀前の1964年とされる。(もっと古いという説もある)登場時のレンズ構成枚数は6群8枚だったが、その後トリウムレンズを使用すれば、レンズ枚数を減らしても同様の性能が出せるという判断から6群7枚へ変更される。これが前期型(8枚玉)と後期型(7枚玉)と呼ばれる由来である。

ちなみに後期型で使用されたトリウムは放射性物質でもあるため、このレンズは放射能レンズ、アトムレンズとしても有名だ。

ただトリウムの性質によって、経年変化でレンズが黄色くなってしまう特徴があるようだ。僕のレンズはまだそこまで黄色く無いが、僕にこのレンズを勧めてくれた知人は、あまりに黄変が進んだため手放してしまった。

このレンズは古いわりには結構ピシッと解像した写真が撮れる。それにボケが独特で面白いので僕はマイクロフォーサーズ機に取り付けて35mm換算100mmのレンズとして、花などを撮るのに重宝していた。

SuperTakumar50mmF1.4をマイクロフォーサーズ機に付けて椿を撮った。

先日フルサイズ機(α7RⅡ)に取り付けて、初めて本来の50mmで撮影した。

このスーパータクマー50mm F1.4は登場時は高性能レンズだったそうだが、なにしろその頃から半世紀以上が経っている。マイクロフォーサーズでは使えても、さすがにフルサイズの高画素機ではレンズ性能の「至らなさ」が写り込んでしまうんじゃないかと思ったのだが、確かに現代レンズと比べると時代なりの写りだけど、それも「味」として十分に楽しめる範疇のように僕には思えている。

スーパータクマー50mmF1.4で撮影した街灯

α7RⅡ+ Super Takumar50mmF1.4。ボケが楽しいオールドレンズ。