神戸って町にはお洒落なイメージを持っている人が多い。お洒落な港町といったイメージなんだろうか。
本当はそんなお洒落な町でもないと思うんだけど、まぁわざわざ否定することもないので、とりあえずそういう事にしておこう。
とは言え、ある意味そのイメージに最も近いお洒落な町並みが見られるのが、今夜の散歩コース「旧居留地」エリアだ。

旧居留地は正式には「神戸旧外国人居留地」と言い、江戸幕府が鎖国をやめて開港した際に外国人が住んだエリアになる。

このエリアはイギリス人の土木技師J.W.Hartによって計画され、碁盤の目のように126区画に分割されていて、その区画と番地は今もそのまま引き継がれている。
ちなみに旧居留地内にあるオリエンタルホテルのバーの「J.W.Hart」は、もちろんこのイギリス人の名前が由来だ。

流石に戦争や地震などを経て、当時の町並みは残ってはいないけど、それでも明治初期の佇まいを復元した「15番館」をはじめ、数々の近代洋風建築が並んでいて、ちょっと他所には無い異国情緒を感じるエリアになっている。

この旧居留地にはオフィスが多いのと、大丸百貨店を中心にルイヴィトンやロレックスなどの物販店舗が入居していて、神戸を代表するショッピングエリアになっている。その割に飲食店はほとんど無いため夜の人通りは少ない。
写真を撮るには楽しいエリアだと思う。

と、ここまで書いてきて、なんでもっと町並みのよくわかる写真を撮って来なかったのかと反省している。
テキストの内容と写真が全然合ってないですね。
まぁまた撮りに行こう。
