元日〜1月15日まで。京都『都七福神めぐり』おすすめの巡り方。

都七福神めぐりとは?

七福神を祀る7つのお寺や神社を巡礼する『七福神めぐり』は全国各地にあるが、京都の『都七福神めぐり』はその元祖とも言われとても人気がある。

特に1月の松の内(関西では1日~15日の間)に七福神を祀る7つの社寺へお参りすると「七難即滅、七福即生極まりなし」と言われ功徳が大きいそうだ。

実はこの『都七福神めぐり』。信心深い方にはもちろんなのだが、そうじゃない方にもオススメだ。

と言うのも、社寺は京都のあちこちに点在している。なのでスタンプラリー感覚で御朱印集めをしながら7つの社寺を巡ると、自然と京都のお正月や風習を楽しむことが出来るのだ。

大混雑している有名な観光名所を回るより、よほど京都らしさを感じること請け合いだ。

なんとか1日で回れるが、2日以上はかけて巡りたい。

7つの社寺は、朝早くから頑張れば公共の交通機関を使ってもなんとか1日で回れないことはない。

ただ社寺をしっかり見ている余裕はないだろう。そもそもお正月は人出の多い時期。この時期は特に『都七福神めぐり』の巡礼者も多く、御朱印を頂くのに大行列が出来ている場合もある。

なるべくなら2日以上の日程で計画しておく事をおすすめする。

僕は今年マイカーで2日間で回ったが、3日かけても良かったと思っている。

ちなみに意外と駐車場に困る事もなく回れたので、この記事がマイカーでの巡礼を考えている方の参考にもなれば幸いだ。

ポイントはどこからスタートするか。

七福神めぐりをどこからスタートするか悩む方も多いんじゃないだろうか。

御朱印を集める事を前提にすると、自分の好きな色紙を販売している場所からスタートすることをオススメする。

『都七福神めぐり』には専用の大きな色紙があって大勢の方が色紙を持って巡礼している。もちろん自前の色紙や御朱印帳を持参しても構わないが、なかなか立派な色紙なのでついつい欲しくなってしまう。ちなみに色紙はどの社寺でも販売しているのだが、実は社寺によって色や絵柄が異なっている。

御朱印を頂いてから「こっちの色紙にすればよかった」と後悔しても取り返しがつかないので、まずは自分好みの色紙を探すことから始めてみてるのが良いだろう。

ちなみに僕はネットで事前に見つけた扇子型の色紙が欲しかったのだが、東寺と六波羅蜜寺のどちらもで今年の取り扱いは無いと言われたため、六波羅蜜寺で金色の色紙を買ってスタートした。

六波羅蜜寺

六波羅蜜寺の弁財天

六波羅蜜寺には四柱推命を用いたおみくじがある。一般的なおみくじと違って、性別や生年月日を元におみくじが付与されるのが面白い。

ちなみに六波羅蜜寺から徒歩2~3分の位置にえびす神社があるので、2箇所を一度に参拝してしまうのがオススメだ。

お寺に駐車場はないが、近くにコインパーキングが幾つもある。祇園八坂からも近いので周辺の観光に合わせてスケジュールを組むのも一計だ。

六波羅蜜寺
〒605-0933 京都府京都市東山区 大和大路上ル東

http://rokuhara.or.jp

えびす神社

えびす神社で賽銭投げ

えびす神社が祀るえびす様は、七福神の中では唯一の日本生まれの神様だ。

ここの鳥居の高いところには蓑が備えられていて、参拝者は頭上高くへ賽銭を投げ入れる一回で入れば良いのだがこれが中々難しい。うまく入ると周りの参拝者から拍手が貰えることも。

ちなみに10日は「十日戎(とうかえびす)」だ。西宮の十日戎ほどではないが、それでも大勢の参拝客で賑わう。東映女優舞妓さんによる福笹の授与は京都ならではでとても華やか。

京都えびす神社
〒605-0811 京都府京都市小松町125

http://www.kyoto-ebisu.jp

東寺

東寺で毘沙門天へお参り

東寺と言えば五重塔が有名だが、境内には様々なお堂がある。七福神の毘沙門天を祀るのは北西に位置する毘沙門堂御朱印は食堂で頂ける。

タイミングが合うようであれば真言宗の最高の儀式後七日御修法」に合わせての参拝がオススメだ。

敷地内に駐車場があるが、正月期間中は特別料金になっている。(確か1,000円/時だったと思う)ゆっくり参拝するなら付近のコインパーキングを利用した方がお得かもしれない。

東寺・毘沙門堂
〒601-8473 京都府京都市南区九条町1

https://toji.or.jp

萬福寺

萬福寺の布袋さん

7つの社寺の中で唯一、京都市外に位置するのが萬福寺だ。

この寺は1661年中国からやって来た隠元(いんげん)が開創した。寺には今も隠元が伝えたとされる普茶料理(ふちゃりょうり)が残っている。普茶料理とは中国伝来の精進料理で、あらかじめ予約をしておけば食すことが出来る。

そこかしこに中国様式を残す大きな寺院なので、ゆっくりと参拝と観賞を計画しても良いだろう。駐車場あり。

萬福寺
〒611-0011 京都府宇治市五ケ庄三番割34

https://www.obakusan.or.jp

行願寺

行願寺を参拝

革堂(こうどう)の通称で親しまれているのが行願寺

寺町通に面していて、付近には喫茶室を併設した日本茶店「一保堂京漆器の老舗「象彦、京都で最も歴史のある洋菓子店「村上開新堂など名店も多い。観光やショッピングと合わせて参拝計画を立てたいところだ。

駐車場は無いが、付近にはコインパーキングがたくさんある。

行願寺
〒604-0991 京都府京都市中京区 竹屋町上ル行願寺門前町17

妙円寺

妙円寺で大黒天へ参拝

東京で例えるなら代官山だとも言われるオシャレな北山エリアの端に位置するのが妙円寺

寺院は山の中腹にあるが、麓まで車でも入っていける。駐車場あり。

実はこの山が『五山の送り火』の内、」と「」が点火される松ヶ崎山だ。

妙円寺
〒606-0943 京都市左京区松ヶ崎東町31番地

http://matugasaki-daikokuten.net

赤山禅院

赤山禅院の石仏

妙円寺赤山禅院の距離は約2キロ。そのため色紙を持った巡礼者がハイキングを兼ねてたくさん歩いている。

境内には大きな珠数が2つある。これは『正念誦(しょうねんじゅ)』『還念珠(かんねんじゅ)』という密教の考え方を表したもので、最初に正念誦をくぐりながら願い事をし、参拝後に還念珠をくぐりながら、やはりその願いが大切だと考えるなら、あなたの努力に仏様が力を貸してくれるそうだ。

境内はとても広く駐車場もある。

赤山禅院
〒606-8036京都府京都市左京区修学院開根坊町18

http://www.sekizanzenin.com