1月8日〜14日@東寺。後七日御修法(ごしちにちみしゅうほう)を見た。

毎年1月8日〜14日の7日間、真言宗で最高の儀式が行われる。

後七日御修法(ごしちにちみしゅうほう)を知っている人は少ないのではないだろうか?

後七日御修法とは、真言宗で最高といわれる儀式だそうだ。

それが京都の東寺毎年1月8日〜14日7日間行われている。

僕は今年、たまたまその中日にあたる11日に東寺を訪れ、この儀式に向かう僧の行列を見た。

この日、南門から境内に入ると、黒塗りの高級車がずら〜っと並んでいるのが目に入った。

傍らにはお坊さんが大勢いる。

とにかく只事ではない雰囲気だった。

全国の高僧を筆頭に百名近い僧侶が東寺に集まる。

暫くすると雅楽が鳴り響き、南西から朱色の和傘を持ったお付きの僧侶を従えた高僧がぞろぞろと歩いてくる。

調べたところ、各派を代表する15名の高僧とお付きの方々をあわせて総勢、百名近い僧侶が全国各地から東寺に集まっているそうだ。

行列を見守っている僧侶も含めると、おそらく200名近い僧侶がいたのではないだろうか。

空海の時代から1100年以上続いている。

そもそもこの後七日御修法とはどういう儀式なのか調べてみた。

まず後七日という名前の意味だが、毎年、年が明けると元日から7日までの間には宮中で様々な神事が行われる。その後、8日から14日までの7日間を仏事で、天皇の安寧や国家安穏を祈ることから後七日御修法の名がついたとのことだ。

はじまりは835年とされ、空海が最初に執り行ったそうだ。

つまり神と仏で国土豊穣を祈る習わしが、1100年以上続いているということになる。

ちなみに、初日の8日には宮内庁から天皇陛下の御衣を持参した勅使が参拝し、中日にあたる11日、最終日の14日にも焼香参拝される。

高僧の行列は圧巻。

罰当たりな表現かもしれないが、朱色の傘をかけられ、ゴージャスな法衣に身を包んだ高齢の僧侶が行列をなしている姿は圧巻だった。

中日だったからか観光客も少ない。

僕のようにたまたま其処に居合わせた観光客は、皆、これは一体何事なのかと東寺の職員らしき人や、警備員を捕まえて質問していた。