紀伊國屋梅田店では「お一人様一冊まで」
紀伊國屋梅田店で思わず目を疑ってしまった。

なんと「お1人様、各1冊まで」のPOPが。
「えっ?そんなに売れてんの?」
僕も全巻読んでいて、内容は確かに面白い。
だけど
「冊数制限するほど万人ウケする内容か?」
「印刷数が少なかった為の品薄では?」
と思ったもので、早速ネットで売れ行きを検索してみると、、、
2020年1月30日時点で累計50万部超え!
凄いやないか。
もの想いする話が人気を集めるのは何故だろう。
『孤独のグルメ』を漫画で初めて読んだ時も、まさかドラマ化され、地上波で大晦日に放送される日が来るなんて思いもしなかった。
『映像研には手を出すな!』も深夜のアニメ化まではともかく、まさかこんなに売れるとは、、、
でもこの2作品。少し似ていると思う。
『孤独のグルメ』では、井之頭五郎が文字通り孤独にグルメを愉しみ、ひとり悦に入る過程に読者はシンクロしていく。
一方『映像研には手を出すな!』では、主役達3人の妄想が、現実世界を侵食するほどに具体的なビジュアルを伴って現れ、読者は3人と一緒にその妄想世界で束の間のダイビングを愉しむ。
どちらの作品もメインディッシュは主人公の『もの想い』だ。
思えばこういう『もの想い』漫画って最近色々あるような、、、
岡田斗司夫のYouTubeが面白い。
ところで岡田斗司夫が『映像研には手を出すな!』の作者、大童澄瞳と共に単行本1巻を1ページずつ解説した様子がYouTubeに上がっている。
これもとても面白かった。